Q
2023年12月21日に施行された法改正の内容はどのようなものか?
A
高圧ガス保安法等の一部を改正する法律(令和4年法律第74号)および道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部を改正する告示(令和5年国土交通省告示第1048号)や関係する政省令等の改正が施行され、天然ガス自動車(NGV)の燃料容器(高圧容器)の適用法規が、高圧ガス保安法から道路運送車両法へ移管され、車検とは別に行っていた燃料容器の容器再検査(漏えい試験と外観検査)は、車検の中の容器再試験として実施されることになりました。また、これまで検査有効期限又は再検査有効期限を超える容器への燃料充填が禁止されていましたが、施行後は車検期間外の自動車に搭載された容器への燃料充填が原則禁止されることへ変更となりました。なお、充填可能期限を超える容器への充填が禁止されていることについては、変更はありません。
Q
車検を受ける際、容器再試験はできないと言われたが、容器再試験はどこでできるのか?
A
高圧ガス保安法で登録された容器検査所の他、試験設備を保有するなどの条件を満たした指定整備工場や認証整備工場で、容器再試験を実施できるようになりました。
Q
整備工場で車検を受けた際に、容器等再試験結果証明書(様式16)を交付されたが、これは何に使うのか?
A
車検の際に有効なガス容器等再試験結果証明書(様式16た日から1年1か月)があれば容器再試験を省略できる場合がありますので、交付された場合は必ず保管しておいて下さい。
Q
車検(容器再試験)を受けるために燃料ガス(CNG)を充填したい
A
車検(容器再試験)を受けるためであれば、車検(容器再試験)を実施する整備事業者がスタンドで充填する場合は車検が切れていても、容器が充填可能期限を超えていなければ燃料充填が可能となります。